保育士は、国家資格の保育士資格が必要です。1度資格を取得すれば、更新することなく一生モノの資格ですので、結婚や出産などで一時的に離職しても再就職でそれまでの経験やスキルを活かすことができますね。ただし、保育士資格を取得しても、就職が決まらなければ保育士として仕事をすることができません。保育士採用には、必ず面接があり、個人面接と集団面接があります。個人面接個別面接は、面接官が複数に対してひとりで面接を受けます。面接官の人数はそれぞれですが、3~5人程度でしょう。面接時間は20分程度を想定すると良いですね。個人面接は自分をアピールしやすく、質問の答えがほかの人と同じになることがないので答えやすい反面、やはりひとりで対応することへの緊張は拭えないでしょう。集団面接集団面接は、複数の面接官に対して3~6人程度の受験生の面接になります。質問に対して、自分が言おうと思っていたことをほかの人が言ってしまった場合、別の答えを用意する余裕があれば良いですが、無理に絞り出して失敗するよりは同じことを落ち着いて話したほうが良いでしょう。できれば、様々な観点で話せるようにしておくと良いですね。また、ほかの人の答えに対する感想や意見などを求められることもありますので、しっかりとほかの方の話しも聞くようにしましょう。答えるときには、的確なポイントを押さえて簡潔に分かりやすく話すということです。長くなればなるほど伝わりません。面接での質問・自己PR・自分の性格、長所短所・学生時代の実績・保育士志望の理由・保育士になったら何をしたいか・どんな保育士を目指しているか・最近のニュースや出来事で気になること人の印象は、初対面の7秒で決まってしまうと言います。その印象を覆すには、実に30時間の時間が必要だそうです。面接で最初に持たれた印象が、合否に関わることはお分かりですね。「人は見た目で判断するな」と言いますが、見た目の印象が第一印象です。相手に伝わる部分をフルに活用するなら、考え方や知識などと同様に、見た目の改善も必要かもしれませんね。自分を映して、最終チェックをしてみましょう!
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