保育士になるためには、保育士資格が必要です。保育士資格は国家資格で1度取得すれば更新の必要はないため、結婚や出産、子育てなどで一時的に離職していても、復職することが可能です。女性にとって嬉しい資格と言えますね。保育士試験は筆記試験と実技試験があります。ここでは、保育士資格筆記試験についてお話ししましょう。保育士試験筆記試験は全部で9科目、全ての科目で合格しなければいけません。9科目・社会福祉・児童家庭福祉・保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育原理・教育原理・社会的養護・保育実習理論合格のラインは各科目ごとに60%以上です。全体で60%以上の正解率でも、1つの科目でも60%を下回ると合格はできません。ですから合計点が同じであっても、各科目の点数次第で明暗を分けてしまうということです。一部科目免除全ての科目で合格すると、実技試験に進みます。1つの科目でも60%の正解率を下回ると不合格になりますが、保育士筆記試験には『一部科目免除』というシステムがあります。今年合格した科目が翌々年まで免除され、合わせて全て合格すれば実務試験に進めるというシステムです。翌々年まで免除されますので、最長で3年かけて合格すればよいということになりますね。最初から2年計画・3年計画で受験するという方もいらっしゃいます。1年で合格できなくても、自信をもって翌年の受験に臨めるよう、さらに学習を続けることをオススメします。
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