保育士の活躍の場は保育所だけにとどまらず、児童相談所や病院、養護施設や乳児院などでも求められています。保育士の配置が義務付けられている職場は多く、様々な場所での活躍が期待されている職業なのではないでしょうか。かつて、保育士という職業は『保母さん』と呼ばれ、女性だけの職業でした。現在では『保育士』と呼び方を改め、男性の活躍も目覚ましいものになっています。『保母さん』は、漢字にもあるように『母』としての部分を求めるところが多かったでしょう。働くお母さんや、病気や諸事情で子どもさんのお世話ができない方に代わって、子どもさんを預かることが仕事内容のメインです。求められるのは『母』でした。昨今、保育所ではそれぞれの特徴を持ち運営していますが、現在でも尚、やはり家族の方が安心して預けれらる場所としての保育所が求められています。０歳から預けることができる保育所では、保育士が家族と同様に子どもの成長を見守ります。日々の成長を家族とともに伝え合い、共感したり喜び合ったりします。保育所で子どもさんを預かる仕事をしている保育士さんも、結婚したり子どもを生んだりすることがあります。一般的な企業では、妊娠をすると出産日の前後２ヶ月ずつを『産休』とし、産後一定期間（企業による）を『育休』として、休暇を取ることができます。決められた期間で仕事に復帰しなければいけません。また、「期間を決めずにタイミングを見て仕事復帰したい」という場合では、一度退職をして、復職したいタイミングで仕事を探すことになります。しかし、この不景気にあって、簡単に仕事が見つかるでしょうか。以前やっていた仕事のスキルを活かしたいと考えても、同じ業種に戻れるとは限りません。全く畑が違う職業に就くことになったり、これまでの経験が活かされない場合は珍しくありません。保育士の場合、保育士資格は国家資格であるため、年齢やブランクに関係なく復職することが可能です。保育士の仕事にも、パートタイマーという雇用形態もありますので、働き方を選ぶこともできますね。もちろん、『産休』『育休』を取るという選択もあるでしょう。いずれにしても資格があるということは、生き方を自由にすることに繋がりますね。家庭も仕事も充実した輝く女性を目指しましょう。
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